―― 検査内容 ――
- 飲料水検査
- 浴槽水検査
- プール水検査
- 地下水検査
- 井戸水検査
- 排水検査
- 環境水検査
- 微生物学的検査
水は生物の生命の維持に欠かすことができないものですが、取り扱いによっては環境に思わぬ影響を及ぼすことがあります。
地上の水は蒸発と発散により大気中に放出され、雨となって再び地表に落ちてきます。水道水や井戸水は人々の生活用水として使用された後、下水処理場で浄化されて公共用水域に放流された水は、再び浄化され、飲料水、生活用水として私たちの元に戻ってきます。
このように、水は絶えず循環を繰り返しています。地球上のすべての生物にとってかけがえのない「水」について様々な検査を行っています。
―― 検査内容 ――
- 土壌分析
- 肥料分析
- 産業廃棄物分析(成分分析・埋立処分検査)
植物を育てる上で最も重要な「土」の肥沃度や腐植土の有効な成分を検査します。また、植物の生育に必要な養分「肥料」の成分(窒素、リン酸、カリウム等)を分析を行っております。
産業廃棄物は、事業活動に伴い発生する廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物として、20種類が指定されています。
そのうち、爆発性、毒性、感染性、その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれのある性状を有するものを特別産業廃棄物といいます。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」では特別産業廃棄物の判定基準が定められており、産業廃棄物を適正に処理するために分析が必要になります。
―― 検査内容 ――
- 排ガス検査(ばい煙濃度測定)
大気汚染防止法に基づくばい煙濃度の測定を行っています。
ばい煙とは、物の燃焼等に伴い、発生するばいじんや硫黄酸化物、有害物質のことをいい、一定以上の規模の施設がばい煙発生施設となります。
「大気汚染防止法」及び「青森県公害防止条例」に基づき、ばい煙排出者は、ばい煙量やばい煙濃度を測定し、その結果を記録することになっています。
―― 検査内容 ――
- 理化学検査(栄養成分、アレルゲン等)
- 微生物検査(一般細菌、大腸菌等 各種微生物)
- 施設衛生検査(拭き取り検査)
- 異物検査
私たちは、食品が安全で安心して摂取できることを前提に飲食しています。その安全性を保障するために食材、加工や製造段階、完成及び販売までそれぞれの段階で必要な検査が行われています。
当社では食品の理化学検査、細菌検査を行っています。また、調理場等の施設衛生検査にも対応しております。
―― 検査内容 ――
- 保菌検査(検便)
・5項目セット : 赤痢菌、サルモネラ、腸チフス、パラチフス、
腸管出血性大腸菌O157
・ノロウィルス(PCR法)
保菌検査(検便検査)とは、感染症や食中毒を引き起こす赤痢菌、腸管出血性大腸菌、サルモネラなどの病原菌を保有していないかどうかを確認するための検査です。
「大量調理施設衛生管理マニュアル」や「学校給食衛生管理の基準」等では、調理従事者等の保菌検査(検便検査)の定期実施が定められています。
また、保菌検査(検便検査)を定期的に実施することで、無症状保菌者の発見が可能になります。これにより、食中毒や感染拡大のリスクを軽減することができます。
―― 業務内容 ――
- 水道施設管理
- 水道メーター検針
- 貯水槽清掃
水道は生活に無くてはならないものであり、清浄で豊富、日本の水道は世界に誇れるものです。
当社では、日々安全で安心な水を供給するため、水道施設を最適な状態に保つ仕事をしています。
水を作る(水道施設管理)・調べる(水質検査)・綺麗に保つ(貯水槽清掃)業務を行っています。
―― 検査内容 ――
- ごみ質分析
ごみ質分析は、産業廃棄物焼却施設の維持管理やごみ処理計画、ごみ減量計画のデータ収集など様々な目的のために実施されます。当社では元素分析、水分、組成分類、灰分、可燃分及び発熱量などの分析を行っています。
県南グループでは、「地球にやさしいリサイクル事業」を推進しています。
生ごみなど廃棄物等を受け入れ、メタンガスを発生させ、そのガスを燃料に発電し、電気と熱エネルギーに変換します。廃棄物を無駄なく利用し、地域資源として有効活用することにより、地域社会へ還元しています。